2014年05月09日

【波乗りの日々:その6。】


危険と隣り合わせの海、やはり何度か恐い目に遭ったことがある。
しっかり覚えているのは、まだ最初のボードだったから真っ直ぐにしかボトムに下りられなかった頃だろうか。
いつものポイントにうねりが入ってきていないので、隣のポイントへと移動した。
遠目に見ると、何にか先に入っていて程よい感じの波が立っている。
けれど実際に入ってみると、初心者の自分には扱いきれないような大きな波であった。
が、場所によっては何とかなりそうなところもある。
せっかく長い距離をパドルで移動してきたのだから、そこを狙わない手は無い。
首尾よく波を捕まえることができ、テイクオフした。
何かの拍子に転んで波の中へ、ワイプアウトである。

ワイプアウト自体は珍しくもなく、常にありうることであるが、その時のうねりが強烈だった。
波にもまれているが、中々な海面に浮かばない。
何度も上下がひっくり返りながらもがいていた。もちろんセオリーどおりボードが頭にぶつかるのをガードしながら、そして体を丸めて小さくなりながら。
しかし、段々と息が続かなくなる。
ううっ、息ができない。
それは何十秒だったか知らないが、とてつもなく長い時間のように感じられた。

でもこの日の波はパワーがあってすごくいい波だった。
自分がもっと上手くなっていれば、楽しく乗れる波だったのに。


トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
とりす
なかなか納得できる一枚が撮れなくて四苦八苦してるけど、撮りためた写真をブログでもアップ。


月別アーカイブ